まにまに創作置き場

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カンデラ(Candela)





カンデラCandela
女、15歳(幽霊になった時点の年齢)
身長159cm(+ヒール7cm)

一人称:私
イグナイター(炎の超能力者)の幽霊。
無気力・無関心・無感動。幽霊であることに引け目を感じているので、真顔で生きた人間の素振りをする。命日の記憶がほぼない。
軽い高所恐怖症。コーヒーが好き。
解離性同一性障害。第二人格として「テネブレ」がいる。テネブレのことは認識しているが心底嫌いだし存在を認めていない。
生前、義兄のアレスに恋をしていた。
名前は偽名。

(過去)
現在から2世紀ほど前、中流貴族の女当主リコリスの隠し子として生まれる。父親は身分の低い魔術師(当時の異端イグナイター)。
母親から大切に育てられ 自宅敷地内から出ることの無い箱入り生活のさなか、母親が世継ぎとして迎えた養子のアレスと出会い、恋をしてしまう。

しかし思いを伝えられないまま 屋敷の使用人の一方的な怨恨によって母を魔女裁判で亡くし、また同日カンデラ自身も使用人に襲われ命を落としてしまう。
その際芽生えた強い生への未練により幽霊となるが、心的ショックにより直前の記憶を失っており、なぜ成仏できなかったのかの理由もわからないままもう一度この世に目覚める事となった。

幽霊となってからもほとんど屋敷から出ず、家長を継いだ義兄アレスの周りで過ごしていた。
幽霊になりしばらく経ち、実体化が進んだため生きた人間からも目視できるようになったカンデラは、意図せず死後初めて義兄と本当の意味で対面することになる。
しかし義兄は直近の長女の死や仕事、人間関係で疲弊し切っていたため受け入れられず混乱し、追い詰められてしまい最終的に自ら命を絶ってしまう。

カンデラは「義兄の死は自分のせいだ」という自責の念から逃げ出すように故郷を離れ、世界中を彷徨うようになった。
その頃から次第にテネブレの人格が形成されのちに解離する。

死後200年あまりが過ぎた頃、たまたま街で出くわした天使のノクサに見つかって引っ捕まり、浄化のため彼のシェアハウス「カサブランカ」に入居させられる。
はじめこそバックレを企てていたが、そこで義兄にそっくりな少年タッシェに出会ってしまい、気を引かれたカンデラはそのまま正体を隠し共同生活をすることになった。


「素っ気無いと言ったって、別にお前が嫌いな訳じゃない。私は誰にだってこうだ……。おい…へこむな」
「死に損ないがうつし世で幸せになって、何になるんだ。頼むから放っておいてくれないか」
「天使のそれは浄化にかこつけた人殺しだろう。仕方がないとはいえ私は好かない」


(名前の由来)ラテン語でろうそく。炎使い+人魂の意

(色メモ)
・肌…生前ほとんど日光に当たっていなかったため不健康な印象の白さ(もとの肌が色白という訳ではない)
・目、露草色(61.124.206)あまり透明感がない。ただし深い。底の見通せない白磁の大甕を覗いたような青
・髪色…赤にとても近い鮮やかなピンク、マゼンタ、赤系のつつじの色(250.0.80)
・服2、ワンピース(150.0.50)
lemon chiffon(255, 250, 205)、


(更新)2021/08/17
(最終更新)2023/07/30