まにまに創作置き場

自分用に創作設定まとめ。ちまちま更新します

ノクサ(Noxa)




ノクサ(Noxa)
男、57歳(身体年齢19歳)
身長178cm

一人称:俺、僕/私(仕事中)
天使と人間のハーフ。
下界でシェアハウス「カサブランカ」のオーナーをしながら、「黄泉渡し」として幽霊の浄化をしている。
飄々として適当でにやにやしてる人。人のことをおちょくるのが好き。
厭世家で捻くれていて、他人を値踏みする悪癖がある。
その割に「平等」を焼き付けたような思考回路もしてる。弱者には手を差しのべ面倒をみるが、権威や富めるものに対しては徹底的にドライ。
幽霊のことを人間、生物だと思っていない。曰くただの残留霊素。
しかし一般的に死とされる堕天のことは精神の病、まだ生きてるものだと思ってる。
カンデラとは犬猿だが、彼女のことを個としては全く見ておらず、あくまで「ただの幽霊として」嫌っている。
頬の傷は堕天した母親に掻かれてつけられたもの。そのせいか、爪の長い人の手を無意識に見つめてしまう癖がある。
常に「黄泉渡し」の仕事着を着ている。

(過去)
天界に住む天使のシングルマザーのもとに生まれる。
暮らしは楽ではなかったが清貧の教えを受けて育ち、苦労しながらも母子ともにささやかに生きていた。

ある日お金に困った母親が縋った先の職場と親友に騙されてしまい、仕事で家を空けた隙に自宅を火をつけられてしまう。
留守番させていたノクサを思い母親はショックで堕天、たまたま遊びに出ていて無事だった息子のことすらも認識できず、力任せにあしらったために爪でノクサの頬に深くえぐり傷を付ける。

母親は駆けつけた守護天使により討伐されたがノクサは心身ともに深く傷を負い、また身寄りがないため天界の施設に預けられることになる。

預けられた施設では堕天の子と言われ蔑まれて暮らしていた。やがて天界では地位が低いとされる「黄泉渡し」として幽霊の浄化を任されるようになったが、「無駄なことを考えなくていい」と喜んで引き受け、以来淡々と仕事をこなしていた。

ノクサが少年から青年になった頃、異母妹ミルラの母親(継母)に引き取られ、幽霊浄化用シェアハウス、カサブランカ経営の手伝いをするようになる。
のちにそれを譲り受け、長期に渡る幽霊の浄化に際し、対象を監視するために屋敷を使っている。

現在は街中で捕まえたカンデラの浄化をするべく彼女にそれとなく揺さぶりをかけたり、夜な夜な身辺調査をしていたりしている。
形ばかりの守秘義務を守り、カンデラの浄化のことや、シェアハウスがもともと幽霊浄化用であることはタッシェ、カプーツェ双子には黙っている。


「ご機嫌よう、スペクター」
「お利口さんじゃないの。天使さんスペシャルあげちゃおっかな」
「生きてるはずなのにルールだから殺すとか、とうに死んでる癖にのうのうと蔓延る物体があるとか、理不尽だと思うけどね。俺は」


(イメージボイス候補)中村悠一石川界人榎木淳弥内田雄馬

(色メモ)目の色、鉛色(121, 122, 136)

(名前の由来)病毒。死を擬似的に逃れている幽霊に、平等の終わりを与える使命を背負っている



(更新)2021/10/12
(最終更新)2023/06/11