まにまに創作置き場

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テネブレ(Tenebrae)

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テネブレ(Tenebrae)
解離性同一性障害を患うカンデラのもうひとつの人格。
黒髪(染め)に赤目。カンデラよりすこし目つき悪い

一人称:あたし
好奇心が強く享楽的。日がな遊び歩いている。
幽霊バレ自体に抵抗はない。
下世話で不用意な発言もしばしば見られるが基本悪気はない。
カンデラを「ブラザー」「相方」「相棒」「ろうそくちゃん」などと呼び、たびたびおちょくっている。
酒もドラッグもギャンブルもやるビッチ。煙草は吸わない。
重い高所恐怖症。
自身の命日の記憶を思い出している。

二人格が入れ替わるトリガーは眠りや気絶などの「意識を失うこと」。
その「意識のない時間」に精神世界で二人は会うことができる。
ふだん一方が起きているとき片割れは眠っているため、そこで情報交換を行っている。
そして「意識が戻った」とき、入れ替わりは完了する。

(過去)
幽霊として目覚め、錯乱した義兄アレスが自殺して数年、罪悪感から逃れるのと故郷にいる理由がなくなったのとで、無知な箱入り娘だったカンデラはようやく外の世界へ出る。

それから故郷で体感し見てきた悲劇的な死から目を逸らすように、誘惑や刺激につられ昼夜遊び歩くようになる。
俗世の汚い所なんかも知り、嫌悪するもそれに染まっていく自分も嫌になって
かつての清い自分と今の自分の差に葛藤して悩み

自傷、ドラッグ、何度目かの自殺未遂の末
無意識の自己防衛として、第二人格のテネブレが形成され解離する。

それからカンデラとテネブレは別々の人格として過ごしているので、その解離の出来事については
カンデラ「異様に滅入って遊び歩いていた時期があったが、ある時から急に理性が働くようになった」
テネブレ「昔はめちゃくちゃ病んでやけくそになってたんだけど、なんだかふわっと吹っ切れたんで今はハッピー」
という認識。


「や、ろうそくちゃん。久しぶりじゃねえの。具合はどうよ?」
「ほんっと激似じゃねえか!おまえマジでアレスじゃねえの?あ、名前は?なんてーの?ね、仲良くするからおねえさんに教えてご覧?」


(名前の由来)ラテン語で暗闇。ろうそく(candela)が必要となるのは暗闇の中なので。



(最終更新)2021/08/17